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出産後脱毛症

産後、急に抜け毛が増えることを「出産後脱毛症」などと呼びます。
髪は1日で50〜100本ほど抜け落ちていますが、産後の抜け毛は多い人では200本以上抜けてしまうと言われています。髪全体のボリュームダウンや地肌の透け、額の生え際あたりが後退していくなどの症状が現れます。
産後の抜け毛の中でもホルモンによる原因は大きく、妊娠中と出産時ではホルモンバランスの変化により、体の中ではさまざま変化が起こります。エストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンには髪の毛の成長期を長くする作用があります。つまり毛髪を増やす作用があるのです。
出産が近づくにつれてプロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲンの分泌量が増えます。これにより成長期の毛髪が増え脱毛が少なくなります。出産すると本来のホルモンバランスに戻り、成長期だった毛髪が一気に抜け落ちて休止期に入るので暫く抜け毛が続くことになります。
このほか、子育てによるストレスや睡眠不足などによって、自律神経に良くない影響が及ぼされる状況も、産後の抜け毛が起きやすくなる原因となります。抜け毛のピークは産後半年ぐらいですが、その後徐々に落ち着いて、多くの場合およそ1年後には妊娠前の状態に戻るのが一般的です。